カルチャー

Webデザイナー体験談、一般企業の制作現場で実際にあった陰と陽【デザパク】

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今回は今までインハウスデザイナー、デザイン事務所、IT企業のweb制作部でweb・グラフィックデザイナーとして働いてきた者として、実際に経験した衝撃的な出来事についてまとめました。
ちなみに愚痴の紹介ではないので時間も結構経過していて現在まで問題が続いてないものにしぼりました。

現在は一昔前よりは残業時間の管理が行き届いている印象がありますが制作会社に入社すれば自分の体力と環境によって残業の具合は確認が必要です。

自分が初めてwebデザイナーとして入社した企画制作会社では繁忙期は終電で帰れないほど(夜中の2時くらい)の残業でしたが、楽しかったのと若かったのが功を奏してどちらかというとよい思い出かなという感じです。
繁忙期以外は定時に帰れるときもありました。

次に入社したデザイン事務所は絵にかいたようなブラック企業で1年間すべてが終電帰りで、20時なんでした日にはおもいっきり目で見られる感じでした。
自分は1年でギブアップでしたが、慢性的に体調をくずしている方もちらほらみられました。
年間のスタッフの入れ替わりも激しかったです。

社内コンペとはクライアントからの1件のサイト制作案件に対して制作会社の社内で複数のデザイナーにデザイン案を提出してもらう方法です。1人が数パターン案を出すよりもデザインの幅が広がるので初めてのクライアントやデザインイメージが明確ではないクライアントに対して行われることが多いです。

理想的な社内コンペでは複数のデザイナー間でデザイン案が被らないようにさらにはデザイン案にメリハリがつきクライアントが選びやすいように随時相談しながらデザインをを作成していくことだと思っています。

ただ全員がそのような考えのわけもないので、案件をつかみ取るために現場がピリピリした重い空気になったりするとデザイン案を選ばれたデザイナーが若干孤立ぎみになったりする現場も正直ありました。
特にメジャーで華やかな案件だったりすると、とても強く感じられました。

こういうコンペって外せないプレッシャーがある先輩デザイナーよりも後輩が案件を勝ち取るパターンが多い気がしますね。

デザインのパクリについて私の働いていた職場ではほぼなかったしそんなことするデザイナーさんもほぼいませんでしたが、後にもおそらく先にもこの1件だろうということがあったのでお話します。
デザインのパクリというよりは実績の不正といった感じです。

当時の現場では一応先輩後輩の上下関係はあったものの実力勝負主義が一応まかり通っていたので先輩よりも後輩がメジャーなデザイン案件を担当することもざらにありました。

そのなかで他人がデザイン&構築したサイトとデザインだけ他社に請け負ってもらったサイトを自分のデザイン実績としている先輩が実際にいらっしゃいました。

デザイン実績を資料にまとめてて、その中にあきらかに他社や他人が制作したサイトを自分の実績とした不正を行っていました。
当時は発覚せずに数年後に別のスタッフがその不正な資料を発見して明らかになりました。

ただ不正をしたスタッフが正社員、デザインをパクられたスタッフが派遣社員、もしくは外注会社だったことと時間も経過していたことから公に注意警告されることもなく数人の関係者が把握しただけでフェードアウトしてしまいました。

デザインのパクリは確実な証拠をつかむのが難しいし、トレンド的に偶然似たような案ができてしまった可能性もあります。実際に同じような経験をして悔しい思いをしたデザインナーさんもいると思います。複数コンペの際には公にディレスターを交えてあらかじめデザインの方向性を話し合うということができれば未然に防げることなのかなと思いました。

また自分もデザインする際には前回に同様のものがないか必要に応じて一度調べてから制作に取り掛かる場合もあります。

ちょっとささやかですが デザイナーとして仕事が成功しうれしかったことももちろんたくさんあります。




アニメやドラマのエンドロールではサイト制作という肩書で名前が載ることがあります。
載ったからなんなんだという話ですがwちょっとした親孝行になりますね。

パッケージデザインなどの案件だった場合はそのサンプル商品をいただけたりすることもありました。

たまにプロジェクトのキックオフパーティなどがあるとちょっとした著名人をみることができます。今思ったけどデザイナーってプライド高くてちょっとミーハーな人が多いかもw

デザイナーとは名前の印象と違ってやっていることはだいぶ地味です。
四六時中デザイン業務をしてるわけではありません。必要だったらディレクションや更新・入力作業もやります。
デザイナーで入社したのにサイトの更新作業のほうが多いとかもざらです。
好きなことを仕事にしているイメージもありますが、クライアント様第一で自分のやりたいデザインができないときも多々あります。

それでも自分の仕事ははっきりと形になって見える、クライアントや一般ユーザが「かっこいい」「かわいい」と喜んでくれるのでとても達成感があります。

uhaha

ほんとにあった怖い話でした。一番怖いのはたまたま似たデザインになってしまうこと。下調べも重要だなと。

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